注文機能はFX業者、証券会社を選ぶうえでコストと同じぐらい重要です。注文方法は業者、証券会社により利用できる注文方法が違います。
成行き、指値は当然の機能ですが、購入時に売りも同時に指定できる注文方法やリスクを抑えるための注文方法、利益を最大まで引き延ばせる注文方法など、取引にとても有利になり、便利な機能がたくさんあります。
様々な注文機能を駆使して安全かつ最大限の差益を獲得するためにもどの注文機能が利用できるかは口座開設の前に確認しておきたい項目です。
Contents
指値注文について
指値注文とは注文価格を指定して取引する注文方法で購入時には購入価格、売却時には売り値価格を指定します。ただし、価格が指定した値段にならなければ買うことも売ることもできません。
また、注文する際にはその注文の有効期限も指定する必要があります。
成行注文について
成行注文とはリアルタイムのレートで注文する注文価格を指定せずに注文する方法です。
レートの変動により予想以上に高い(あるいは安い)価格で成立する可能性がありますがより素早い動作で連続して約定させることが可能となります。
必ず売りたい、必ず買いたい場合に活用します。
逆指値注文について
逆指値注文とは通常の指値注文とは逆で、現在より高い価格で買うまたは、現在より安い価格で売る注文方法です。
損失の過大を防ぐためや、トレンドの上昇に乗るときなどに活用します。
IFD(イフダン)注文について
IFD(イフダン)注文とは2つのオーダーを同時に指値(逆指値)注文する方法で「もし約定されたならば~」という意味の注文方法です。
AとBを同時に注文し、Aが成立したらBが自動的に注文を出すという具合です。
例えば100円のときに「99円で指値買い」、「101円で指値売り」の注文を出します。99で指値買いが成立した時点で同時に自動的に101円で指値売り注文が出されます。
OCO(オーシーオー)注文について
OCO(オーシーオー)注文とはストップロスと利益確定のオーダーを同時に出して、どちらか一方が成立したら、その時点でもう一方の注文を自動で取り消す指値(逆指値)注文で、「利益確定と損失限定を同時に行う」注文方法です。
例えば100円の時点で保有していた場合、101円で指値売り、99円で逆指値売りを同時に注文します。もし、101円で指値売りが成立したとき、自動的に99円で逆指値売りはキャンセルとなります。
IFO(イフダンオーシーオー)注文について
IFO(イフダンオーシーオー)注文とは文字通り、IFDとOCOを併せた注文方法で新規注文とその成立した注文の利益確定、損失限定を同時に行う注文方法で「連続注文」とも呼ばれています。
例えば100円の時に99円で指値買い注文を入れ、成立した時点で98円で逆指値売り、100円で指値売り注文を一度に行うことができます。
つまり新規購入とどうじにOCOも同時に注文できるのです。
トレール注文について
トレール注文とは逆指値注文が固定的でなくなったものです。値動きに応じて注文の価格が変化する注文方法です。
通常の逆指値よりも確実に利益を取りたい場合に活用します。
例えば現在の価格が100円だとします。そこで99円になれば売るというトレール注文をだします。
101円になった場合、通常の逆指値はそのまま99円での注文が維持されますがトレール注文は101円になった時点で100円になれば売るという形に変わります。
それではトレール注文で良かったケースと悪かったケースをご紹介します。
まずは良かったケースです。下記の図では101円でしっかり利益確定してますが通常の逆指値注文では99円になるまで待ち、99円で確定になります。
逆に利益を取り損ねたトレース注文では少し下がってからまた、上昇した場合には通常の逆指値の場合なら確定せず、その後の大幅な上昇の時点でも保有していますがトレール注文では少し下がった101円の時点で確定してしまいます。
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